井仁地域・棚田研究

井仁の方々や安芸太田町役場のご協力いただき、様々な現地調査などを行いながら現場での調査研究を進め、卒業論文や修士論文を作成しています。また、この研究成果は、論文報告会を棚田交流館でほぼ毎年開催するなど地域との交流連携が研究面でも進んでいます。井仁や役場の方々にお聞きいただくだけでなく、井仁の皆様から感謝状をいただく事例も出ています。

広島大学の学生・院生・教職員の井仁地域での活動を通じた地域活性化支援プログラム

広島大学の学生・院生・教職員の井仁地域での活動を通じた地域活性化支援プログラム

 安芸太田町井仁は、教養ゼミ体験学習、中山間地域島しょ部連携インターンシップ、卒業論文対象地域など、広島大学の教育研究フィールドとしての連携が進んでいる。このため学生の活動や地域課題解決のための卒論研究などによる地域人材育成と地域課成果につなげる調査研究を生物生産学部と教育学部の学生が中心となって実施しています。

稲刈り体験プログラム、・草刈体験プログラム、・困りごと解決プログラム、・外部人材シェア拠点ハウスプロジェクト(棚田カフェ)などに学生が積極的に関わり、地域の期待が高まっています。

高齢農業者の就業継続が農村社会に及ぼす影響-費用便益分析を中心に

本論文では、高齢者が農業就業を継続することに関する農村への社会的影響について、費用便益分析を行って実証的な考察を試みています。事例対象を広島県安芸太田町井仁地区としており、高齢化が進む農村社会において、高齢農業者が農業就業を継続する際に生み出される社会経済的価値、および社会経済的費用を計算し、これらの差を求めることで高齢者の就農継続が社会にとって価値があるか否かを検証します。また、農家へのヒアリング調査をもとに、高齢化する農村社会において持続的なコミュニティを形成・維持するための必要条件を検討しています。